- 2019.08.10
- サンクスホースプロジェクト,
キングジュエリーが仲間入りしました。
キングジュエリーの紹介 キングジュエリー号 栗毛 騙馬 6歳(栗東:角居勝彦厩舎 ~ 名古屋:角田輝也厩舎)25戦6勝以前から痛めていた左前脚屈腱炎が再発し競走生活を引退することとなりました。 キングジュエリーは、父はリーディングサイアーに2度輝き、ロードカナロア、ルーラーシップを出し、サイアーラインも確立しているキングカメハメハ。母はアイアムジュエル。一族には皐月賞やマイルチャンピオンシップを勝ったジュニュイン、スイートピーSを勝ちオークスに出走したダイワズームなどがいる。2014年にセレクトセールで取引された馬だ。 デビューは3歳ダートの1800m戦。3番人気に支持され後方からレースを進め、直線では追い上げるも7着まで。その次のレースでは先行したが、7着。2か月後のレースでは追い込みが決まり、初めて掲示板に載る5着。その次のレースでは上がり、3位の脚で追い込むも6着。ここで未勝利レースが終わったため一度中央競馬を離れ、地方競馬の名古屋競馬に移籍。名古屋競馬でのデビュー戦は圧倒的1番人気!レースは中団から進め、向こう上面から徐々に進出。直線手前で2番手になり一気に先頭へ!!そのまま勢い衰えることなく、移籍初戦を勝利で飾った。次のレースは笠松。先頭につくとそのまま譲ることなく見事2連勝!!このレースで中央競馬の復帰要件をクリアし、再び中央競馬に返り咲いた。 中央競馬での復帰戦は2400mのダート戦。3番人気に支持され、中団からレースを進めたが徐々に後退して13着。次のレースでも10着とふるわなかった。 そして距離を短縮して挑んだ1400mのダート戦。スタートから3番手をキープして直線を迎えると、外に進みラストスパート!内で2頭がデッドヒートを繰り広げる中、そこに外から一歩ずつ近づいていき、最後捉えてゴール!見事、中央での初勝利を飾った。そして1000万クラスを1戦して500万クラスにもう一度戻った4戦目。終始逃げて直線でも抜かせず粘り込み、中央2勝目を上げた!!次の1000万クラスのレースでも2着に入り、1000万クラスでもいけるか、と思ったその後2戦連続2ケタ着順… キングジュエリーはここで中央競馬からまた名古屋競馬に活躍の場を求めていった。 名古屋復帰後は2連勝。その後も安定した成績をあげていたが、2019年、半年の休養復帰後は思うような着順に来ることが出来ず。アンドロメダ座特別で10着となったところで引退が決まった。 中央復帰後は先行して2勝し、1000万クラスでも2着に来たので何か歯車が噛み合えばともっと上のレベルで戦えると思う現役生活であった。 次のセカンドキャリアを充実したものにして欲しいと切に願っております。